夢見月の膳

更新日時:2016年03月01日

河津桜がピークを迎え、月ヶ瀬梅園の紅梅・白梅が春の風にたなびく季節となりました。

3月『夢見月の膳』はコテコテの春の装い【桜】から始まります。
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何時もながら、調理部スタッフ一同はお客様の笑顔を想像しながら仕込みに励んでおります。
どうぞご賞味下さいませ。


【先付】
  春野菜と天城軍鶏
   蕗味噌にて
  うるい 独活 蕗 防風
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春を食で感じる日本代表的存在は、間違いなく『蕗の薹』。
一見すると気が付きにくいですが、春野菜と天城軍鶏の下に『蕗味噌』を枕にしてありますので、食べる時に和えながら食べる事をオススメします。
蕗の薹の苦みと白味噌の甘味が絶妙な『蕗味噌』は小澤スペシャルです。


【前菜】
  あまご手綱巻き
  百合根桃花 もずく酢
   菱寄せ 野蒜ぐるぐる
    蛍烏賊桜麩重ね 
     ひじき湯葉和え
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今月の前菜を見て『もう4月が来てしまった!』と思ってしまうほど、桃色・ピンク色・桜色の前菜です。
桃色の玉は、百合根を桃の花の様に。
まだ3月だよと引き戻してくれる菱寄せのピンク色は、紅心大根の絞り汁を使って天然着色。
ひじきの湯葉和えは、この時期にしか出回らない熱海産の生ひじきです。


【御椀】
  「杉正農園」小松菜豆腐
    桜大根 蛤 つまみ菜
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定番の『野菜』豆腐椀種シリーズですが、今月も皆様を唸らせる逸品が仕上がりました。
箱根西麓野菜農家「杉正農園」の小松菜の旨味・甘味・苦味が絶妙な上に、特大純国産の地蛤を食べやすく半身を乗せた秀逸なお椀です。


【御造り】
  春香奉書巻き
    沼津港より
     天城本山葵
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妻を使わないお造りに拘る小澤料理長が編み出した「奉書巻き」スタイル。
奉書も大根なので、桜塩をサラッとつけて召し上がれます。


【焚合せ】
  「北山農園」レッドムーン含ませ
   焼あいなめ 一寸豆
    蕗俵巻き 千絹さや
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オーガニックに拘る「北山農園」の平垣さんが作られた『レッドムーン』を使った炊き合わせです。
黄色みかかった身と紅の皮を見るとサツマイモ?と思われますが、実は『レッドムーン』はじゃがいもなんです。
たっぷりと出しを含ませたじゃがいも『レッドムーン』と、炭火で焼き上げた鮎魚女(あいなめ)、そこにシャキシャキの絹さやがニクイ盛り付けです。


【天城一皿】
  伊豆猪と鹿生ハム
   黄身卸し
    プチベール 蓮根
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定番の伊豆猪肉は臭みも無く獣肉が苦手な方でもいけてしまう仕込みです。
更に伊豆鹿の生ハムも是非初体験して下さい。


【組肴】
  真鯛桜蒸 姫サザエ利休焼
   花見る貝 膾
    菜種 白魚唐揚げ
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お酒がススム、【組肴】シリーズ。
ちょっとおやじギャグ的な「花見る貝」膾は、酒の肴にピッタリでは?


【焼肴】
  炭火にて
   鱸竹の子木の芽焼き
    酢橘
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筍を鱸で巻いて木の芽をアクセントに、二種の春野菜の旨味・苦味を香ばしく感じて下さい。


【食 事】
  土鍋焚き白米
   南魚沼のコシヒカリ
    香の物
     味噌汁
新潟南魚沼 五郎丸 田村さんのコシヒカリが土鍋で炊きあげた事で、
美味しいお米に更に磨きがかかり、お焦げもお楽しみ頂けます。


【水菓子】
  花見みたらし団子
  神田農園 苺
   西伊豆黄金柑
    天使音メロン
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今年はイチゴ狩りのお客様を受け入れず、出荷用のイチゴ作りに専念した神田農園さんの『苺』。
日本の国内では唯一、浜松でたった1人で幻のメロンを復活させた影山さんの『天使音メロン』。
二種のフルーツの甘さを引き立たせる『西伊豆黄金甘』。
今月の水菓子も、食べる順番を間違えない様に!
糖度16度以上の『天使音メロン』は一番最後がオススメですよ。


注記)
上記は、料理長おすすめ会席コース標準献立です。
ご宿泊料金並びに、仕入の都合により予告なく献立が変わる場合がございます。